良い土と言われるポイントは、土の中に植物が取り入れられるような栄養があるかどうかというところにあります。
オレンジWoodでは、土の中の養分を最大限引き出すために、「炭」の力を使った土作りをしています。
粉炭を土にまくことによって、有用微生物が炭を住処とし、繁殖します。そして稲に必要な養分を生産します。
良い土には良いミミズが育つと言われるほど、微生物を多く含む土壌づくりは、美味しいお米づくりには欠かせません。
オレンジWoodでは、自家製の粉炭を使用した安心・安全なお米づくりに取り組んでいます。
炭特有の微細な孔隙(こうげき)には、土の中の保水性や透水性を高める効果があります。
そのため、炭を使うことにより無機成分やミネラル成分が土壌にとどまります。また、炭はアルカリ性になるよう高温で焼いているため使用することで、酸性の土壌を中和状態に改良し、稲が育つ環境を整えることができます。
また、炭に使用する木材は間伐材を使用し、山にも優しい炭づくりをしています。
はぜかけ米とは、稲を刈り取った後に太陽光と風の力のみでゆっくりと自然乾燥させたお米です。
通常は刈り取った後すぐに乾燥機にかけて強制的に乾燥させますが、はぜかけ米は稲を逆さにして2週間ほど天日干しにするため、茎や葉に残っている養分を十分に実に移すことができます。(諸説あります)
機械を使わず、自然の恵みによって乾燥させたオレンジWoodのはぜかけ米は、食味も一段と良くなり、お米が持つ本来の甘みや香りを味わうことができますので、ぜひ一度ご賞味ください。
山口県萩市紫福にそびえる紫雲山は昔、噴火した際に紫色の灰が雲のように広がり、降り積もったと言われています。その土地には作物がよく育ち、人々に福をもたらしました。
「炭で育てたお米・紫雲」は、その紫雲山の麓の田んぼの中に、自社生産の「炭」を撒き、炭の力で土壌の有用微生物を活性化させ肥沃な土壌に改良し、化学肥料は一切使わず育てたお米です。
このお米づくりで過疎化していく故郷に再び福がもたらされることを願って、この「紫雲」という名前をつけました。
私たちは、山口県萩市の紫福にて粉炭を使用した、安心・安全なお米づくりをしています。
炭の力を利用することで化学肥料を使わずに土壌を改良し、より美味しいお米を育てることができます。
オレンジWoodでは、この土壌改良資材としての粉炭も、炭を使用したお米やはぜかけ米とともに販売を行っております。
現在は炭を肥料にして稲作を行っている農家は少ないですが、この新しい農業をもっと広めて地域の活性化にも繋げていきたいと考えております。